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千穐楽

せんしゅうらく「千秋楽」ともthe final day of a run

INSTANT ANSWER一撃回答

興行の最終日。雅楽の曲名に由来するとされ、劇場では火事を避ける縁起から「秋」の字に代えて「穐」を用いる習わしがある。

千穐楽(せんしゅうらく)は、演劇や相撲などの興行の最終日を指す。法会や祝宴の最後に演奏された雅楽の曲「千秋楽(せんしゅうらく)」に由来するとされ、古くから「めでたく終わる」ことと結びついた言葉である。

芝居小屋が繰り返し火事に見舞われてきた歴史から、劇場では「秋」の字に含まれる「火」を嫌い、縁起のよい「亀(龜)」を含む「穐」の字を当てて「千穐楽」と書く習わしが生まれたとされる。興行の中では初日・中日・千穐楽が特別な節目とされている。

劇場では千穐楽を縮めて「楽日(らくび)」「楽」と呼び、前日を「前楽(まえらく)」、巡業の最後の千穐楽を「大千穐楽(大楽)」と呼び分けるとされる。歌舞伎や相撲の言葉だったこの語は、今日では演劇・ミュージカル・コンサートまで、あらゆる興行の最終日を指す言葉として広く使われている。

千穐楽は特定の家に属さない、歌舞伎全体の言葉である。襲名(しゅうめい)披露興行のような市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)家の大きな節目もまた、この一日をもって幕を閉じ、次の舞台へと受け継がれていく。

興行の一か月

初日千穐楽

およそ一か月、同じ演目を毎日。休演日が入ることもあります。

観劇の一日

演目幕間

30分〜1時間半の演目が、食事のできる幕間を挟んで並びます。全部で3〜4時間ほど。

「長い」と身構えられがちですが、実際は短い演目が幕間を挟んで並ぶ構成で、体感は連作の展覧会に近いものです。一幕だけ観る方法もあります。
SOURCES

出典・監修

執筆
KABUKI Universe編集部
監修
市川團十郎
公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年9月9日(水)
監修済み

監修は、市川團十郎に趣旨と要点を確認いただいたことを示します。本文は編集部の文章であり、市川團十郎の発言ではありません。文責は編集部にあり、記述の誤りは編集部の責任で訂正します。 編集方針を読む