banzuke / sujigaki

番付・筋書

ばんづけ・すじがきplaybills and theatre programs

INSTANT ANSWER一撃回答

芝居の演目・配役・あらすじなどを載せた冊子。江戸時代の番付に始まり、今日の劇場プログラム「筋書」へと受け継がれている。

江戸時代、芝居の宣伝や案内のために、演目や役者の名を記した木版刷りの「番付」が種々作られた。明治になると印刷技術の発達とともに、配役とあらすじを載せた活版の冊子「筋書」が発行されるようになり、今日の劇場プログラムへとつながっている。

現在、東京の歌舞伎座(かぶきざ)などでは「筋書」、関西では「番付」と呼び習わされている。あらすじや配役はもちろん、上演の記録を伝える資料としての価値も高く、観劇の記念として持ち帰る楽しみも大きい。

番付という言葉は、大相撲の番付表として今も現役である。江戸時代には相撲番付の体裁を借りて、名所や名産、長者などあらゆる事物を格付けする「見立番付」が数多く刷られ、人々に親しまれたとされる。高額納税者の一覧を指した「長者番付」という言い方にも、その遊び心は受け継がれている。

番付や筋書は、歴代の名優たちの舞台を今に伝える一次資料でもある。江戸以来の市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)家の歩みをたどる手がかりも、こうした紙の記録の中に数多く残されている。

SOURCES

出典・監修

執筆
KABUKI Universe編集部
監修
市川團十郎
公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年9月9日(水)
監修済み

監修は、市川團十郎に趣旨と要点を確認いただいたことを示します。本文は編集部の文章であり、市川團十郎の発言ではありません。文責は編集部にあり、記述の誤りは編集部の責任で訂正します。 編集方針を読む