iyahon gaido

イヤホンガイド

いやほんがいどthe in-theatre audio commentary service

INSTANT ANSWER一撃回答

舞台の進行に合わせて、あらすじや約束事、音楽などを同時に解説する音声サービス。1975年に歌舞伎座(かぶきざ)で始まったとされる。

イヤホンガイドは、片耳のイヤホンを通じて、舞台の進行にぴたりと合わせた解説を聞ける同時解説サービスである。あらすじや時代背景、衣裳や音楽の約束事までを、芝居の邪魔にならない間合いで伝えてくれるため、初心者から長年のファンまで幅広く利用されている。

日本語による同時解説イヤホンガイドは、1975年に歌舞伎座で導入されたとされる。その後、英語版のガイドや字幕サービスも展開され、言葉の壁を越えて歌舞伎を楽しむための入口として役割を広げている。

イヤホンガイドには前史がある。1960年の歌舞伎アメリカ公演で、イヤホンを使った同時通訳が試みられたことが、のちの同時解説の下地になったとされる。1975年の歌舞伎座での開始時には、ロビーに50台ほどの小型受信機が並べられたと伝えられ、このサービスは2025年に50周年を迎えた。

イヤホンガイドは特定の家に属さない、歌舞伎の観劇文化全体を支える仕組みである。約束事の壁を低くし、初めての観客を舞台の世界へ招き入れるその役割は、歌舞伎の入口を開くというKABUKI Universeの試みとも重なっている。

SOURCES

出典・監修

執筆
KABUKI Universe編集部
監修
市川團十郎
公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年9月9日(水)
監修済み

監修は、市川團十郎に趣旨と要点を確認いただいたことを示します。本文は編集部の文章であり、市川團十郎の発言ではありません。文責は編集部にあり、記述の誤りは編集部の責任で訂正します。 編集方針を読む