歌舞伎D-13

myōseki

名跡

みょうせきa historic stage name handed down through generations

INSTANT ANSWER一撃回答

代々受け継がれてきた由緒ある名前のこと。歌舞伎の名前は芸と歴史の器であり、襲名によって次の世代へと手渡されていく。

名跡は、先人から代々受け継がれてきた由緒ある名前を指す。歌舞伎の名前は個人の芸名である以上に、当たり役や芸風、観客の記憶までも含んだ家の財産であり、同じ名を何代にもわたって襲名し続けることで、権威と伝統が育っていく。

名跡を継ぐことを襲名という。著名な名跡では、いくつかの名前を段階を踏んで継いだのちに、ようやく家の大きな名にたどり着くのが通例とされる。

名跡の文化は、歌舞伎だけのものではない。落語や能楽・文楽にも代々受け継がれる名があり、大相撲には親方の地位と結びついた「年寄名跡」の制度がある。そのなかでも歌舞伎の襲名は、興行の規模や社会的な注目の大きさにおいて、最も華やかなものとされる。

市川團十郎は、江戸歌舞伎を象徴する大名跡の一つに数えられる。新之助、海老蔵を経て團十郎を継ぐのが現在の通例とされ、2022年には十三代目市川團十郎白猿の襲名が行われた。

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SOURCES

出典・監修

執筆
D-13編集部
監修
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公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年8月16日(日)