歌舞伎D-13

hatsubutai

初舞台

はつぶたいan actor's formal stage debut

INSTANT ANSWER一撃回答

芸名を名乗り、俳優として初めて正式に舞台を踏むこと。歌舞伎では幼少期に踏むことが多く、役者人生の出発点となる大切な節目である。

初舞台は、俳優として初めて正式に舞台に立つことをいう。歌舞伎では多くの場合、幼少期に踏むものとされ、芸名を名乗って初舞台を踏むことは、歌舞伎俳優の一員としての出発点となる。

近年は初舞台に先立ち、本名のまま「初お目見得」として試みに舞台へ出る例も多いとされる。劇場の空気に触れ、観客に顔を覚えてもらいながら、初舞台へと歩みを進めていく。

初舞台と縁の深い演目に、歌舞伎十八番『外郎売』がある。享保3年(1718年)に二代目市川團十郎が初演したとされるこの演目の眼目は、早口言葉をたたみかける長せりふ「言い立て」である。今日ではアナウンサーや声優の発声練習の定番教材として、劇場の外でも広く親しまれている。

十三代目市川團十郎白猿は、1985年5月の歌舞伎座『外郎売』で貴甘坊を勤め、七代目市川新之助を名乗って初舞台を踏んだとされる。『外郎売』は歌舞伎十八番の一つであり、その役者人生は初舞台から市川宗家の芸とともに始まったことになる。

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