hatsubutai

初舞台

はつぶたいan actor's formal stage debut

INSTANT ANSWER一撃回答

芸名を名乗り、俳優として初めて正式に舞台を踏むこと。歌舞伎では幼少期に踏むことが多く、役者人生の出発点となる大切な節目である。

初舞台(はつぶたい)は、俳優として初めて正式に舞台に立つことをいう。歌舞伎では多くの場合、幼少期に踏むものとされ、芸名を名乗って初舞台を踏むことは、歌舞伎俳優の一員としての出発点となる。

近年は初舞台に先立ち、本名のまま「初お目見得(みえ)」として試みに舞台へ出る例も多いとされる。劇場の空気に触れ、観客に顔を覚えてもらいながら、初舞台へと歩みを進めていく。

初舞台と縁の深い演目に、歌舞伎十八番(じゅうはちばん(おはこ))『外郎売(ういろううり)』がある。享保3年(1718年)に二代目市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)が初演したとされるこの演目の眼目は、早口言葉をたたみかける長せりふ「言い立て」である。今日ではアナウンサーや声優の発声練習の定番教材として、劇場の外でも広く親しまれている。

十三代目市川團十郎白猿は、1985年5月の歌舞伎座(かぶきざ)『外郎売』で貴甘坊を勤め、七代目市川新之助(いちかわ しんのすけ)を名乗って初舞台を踏んだとされる。『外郎売』は歌舞伎十八番の一つであり、その役者人生は初舞台から市川宗家(いちかわそうけ)の芸とともに始まったことになる。

SOURCES

出典・監修

執筆
KABUKI Universe編集部
監修
市川團十郎
公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年9月9日(水)
監修済み

監修は、市川團十郎に趣旨と要点を確認いただいたことを示します。本文は編集部の文章であり、市川團十郎の発言ではありません。文責は編集部にあり、記述の誤りは編集部の責任で訂正します。 編集方針を読む