THE LIVING LANGUAGE OF KABUKI

歌舞伎のすべてが、ここにつながる。

演目、俳優、名跡、屋号、歴史、文化。
日本を代表する伝統芸能・舞台芸術である歌舞伎を、400年の歴史ごと一つにつなぐ総合ポータル。

EXPERIENCE — ONE SECOND / 400 YEARS

一瞬の見得に、四百年が立ち上がる。

演者が見得に入る約1.2秒の内側を、スクロールで旅する作品。花道の73%——七三で、時間が止まります。

一瞬の中へ

音と静寂でできています(音は入口で選べます)

江戸の芝居小屋の内部を描いた三枚続。奥の舞台から客席を貫いて手前へ延びる花道と、桝席を埋める大勢の観客
道 — 花道
歌舞伎十八番『暫』の鎌倉権五郎景政。柿色の大素襖に三升の紋を染め抜き、太刀を手に大きく身構える五代目市川海老蔵
型 — 『暫』
『恋女房染分手綱』の奴江戸兵衛に扮した三代目大谷鬼次。両手を大きく開き、目と口を歪めて一瞬の姿を極める大首絵
一瞬 — 見得(写楽)
隈取をした荒事の役に扮する市川團十郎
色 — 隈取
十三代目 市川團十郎
現在 — 十三代目

図版: 歌川豊国・歌川国貞・東洲斎写楽(パブリックドメイン)/ 公式写真

02PURPOSE

歌舞伎を、「知っている人だけのもの」にしない。

400年の知恵を、今日を生きる言葉に翻訳し、次の100年、世界へ手渡していく。

400 years behind us.
The next 100 ahead.

KABUKI AND JAPANESE CULTURE

歌舞伎から、日本文化へ。

歌舞伎は、国の重要無形文化財であり、ユネスコの無形文化遺産に記載された日本の伝統芸能の一つです。演劇・舞踊・音楽・衣裳・化粧・美術が一つになった舞台芸術が、日本文化の中でどこに位置するのか。そして、その芸を家と名跡で受け継いできた市川宗家と市川團十郎へ。

市川宗家とは

なぜ「市川家」ではなく、「市川宗家」なのか。

歌舞伎には、それぞれの芸と名跡を受け継ぐ多くの家があります。そのなかで、成田屋・市川團十郎家は「市川宗家」と呼ばれてきました。なぜ、そう呼ばれるのか。

十三代の團十郎、十三の時代。

荒事が生まれた元禄の江戸から、世界とつながる令和まで。歴代の團十郎と、その時代の日本を重ねながら、市川宗家が受け継いできたものをたどります。

  1. I荒事の創始
  2. VII歌舞伎十八番
  3. IX宗家の確立
  4. XIII現在、そして世界へ
屋号
成田屋
定紋
三升
家の芸
荒事
代表的な演目群
歌舞伎十八番
04NOW / NEXT

いま、そして次の舞台へ。

今日以降の出演・イベントを日付順に。未確認の事項は「確認中」と明記します。

10.3 – 10.25

2026

舞台

京都・南座 市川團十郎特別公演

京都 — 南座

京都・南座に團十郎父子が揃う特別公演。昼は歌舞伎十八番の代表格『勧進帳』、夜は父子で立つ荒事『大力天無双』ほか。初めての南座にもふさわしい、格と熱の一か月です。

11.6 – 11.7

2026

舞台

市川團十郎 壇ノ浦歌舞伎

山口・下関 — 岬之町にぎわい広場 特設会場(関門海峡)

源平の合戦が終わった海のほとりに、屋外の舞台が組まれます。演じられるのは『延年の舞』と『連獅子』。劇場ではなく、その出来事が起きた場所で観る歌舞伎です。

12.2 – 12.25

2026

舞台

歌舞伎座 十二月大歌舞伎

東京 — 歌舞伎座

歌舞伎座の一年を締めくくる十二月大歌舞伎。『與話情浮名横櫛』で團十郎の与三郎に、坂東玉三郎のお富が並び立ちます。江戸の粋と名台詞を、年の瀬の歌舞伎座で。

06FEATURE — FILM SHUMEI

映画『襲名 SHUMEI』

一つの名前を、受け継ぐ。歌舞伎の核心にある「襲名」を、映画のスクリーンから受け取る一作。筋の詳細には触れず、観る前の入口だけをここに置きます。

受賞

第83回ヴェネチア国際映画祭 公式独立賞「Cinema & Arts Award」最優秀作品賞

この賞の最優秀作品賞を日本映画が受けるのは初めてです。

受賞について読む

映画『襲名』公式ポスター。「市川團十郎」その名を、生きる——。9月25日全国公開
公式ポスター(監督: 三池崇史/祝幕: 村上隆/配給: K2 Pictures)
07JOURNAL

問いから始まる、新しい歌舞伎案内。

演目から、言葉から、映画から。事実と解釈を分けて書く、KABUKI Universe編集部の記事群。

映画『襲名』5分で読めます

日本映画として初 — 『襲名』がヴェネチアで最優秀作品賞

現地時間2026年9月11日、第83回ヴェネチア国際映画祭に出品された映画『襲名』が、同映画祭の公式独立賞「Cinema & Arts Award」最優秀作品賞を受賞した。この賞の最優秀作品賞を日本映画が受けるのは初めて。映画と演劇・音楽・舞台芸術の融合を評価する賞であり、歌舞伎という舞台芸術を映画として世界に差し出した作品が、まさにその名の賞を受けたことになる。

演目から学ぶ5分で読めます

『勧進帳』超入門 — 初めてでも楽しめる3つの入口

『勧進帳』は、兄に追われて北へ逃げる源義経の一行と、正体を見破りながらも通す関守・富樫の物語。筋を全部知らなくても大丈夫。弁慶の「嘘」、富樫の「沈黙」、幕切れの「飛び六方」という3つの入口さえ押さえれば、初めての観劇でも十分に楽しめる。

映画『襲名』5分で読めます

映画『襲名』を観る前に知っておきたい3つの言葉

映画『襲名』を深く味わう鍵は、「襲名」「名跡」「成田屋」という3つの言葉にある。名前を受け継ぐとはどういうことか——それぞれの意味と背景を5分で押さえておけば、スクリーンの向こうで起きていることの重みが、まったく違って見えてくる。

映画『襲名』6分で読めます

襲名とは、名前を継ぐことなのか。

襲名とは、先人の名を受け継ぎ、新しい名で舞台に立つこと——制度の説明はそれで足りる。だが名跡には、芸と当たり役と観客の記憶が何代分も積もっている。この記事では、確かめられる事実と、編集部の解釈をはっきり分けたうえで、この問いを考える。

演目から学ぶ6分で読めます

荒事とは — 江戸が生んだ、力の様式美

荒事は、江戸歌舞伎が生んだ豪快な演技様式。隈取、誇張された衣裳、大見得——その荒々しさは乱暴さではなく、悪を払う「力の様式美」として磨かれてきた。初代市川團十郎が創り上げたとされ、いまも市川宗家(成田屋・市川團十郎家)の芸の核にある。

08WATCH

一度の言葉を、残しつづける。

本人が語る解説を、演目とことばの両面から。公式YouTubeで公開している映像です。

YouTubeKABUKU. / 市川團十郎。@ebizotv5033
09ART / EXHIBITIONS

舞台の外に残る、身体の記録。

なぜ、誰もいない劇場を撮るのか。

押隈には、その日の何が残るのか。

会場の見渡し。左の床の間ふうの一角と、右手の赤い紙の作品が並ぶ壁が、ひと続きに写る
会場を見渡す
会場の小さな一角。作品の脇に解説パネルが添えられ、下には長椅子が続く
解説とともに
会場の角。赤い紙の作品が並び、手前には花を生けた棚が置かれている
花とともに
客席の連作が壁づたいに並ぶ通路
壁づたいに
同じ連作を、別の壁で。二点が角度をつけて掛けられている
別の壁で
客席の連作とは別の一点。窓の外の街を写した作品が、同じ壁に掛かる
同じ壁のもう一点
同じ通路を、少し離れて見る
少し離れて

FROM THE OFFICIAL CHANNEL

KABUKU. / 市川團十郎。

本人の言葉

市川團十郎、初の個展に密着|写真にかける想いとは

2026年4月23日(木)

初めての個展に至るまでの密着。なぜ舞台の人間が写真を撮るのかが、本人の言葉で語られます。

10PROJECTS

文化を、参加できるかたちに。

森を育てることと、芸を受け継ぐこと。同じ時間の感覚で続けている取り組み。

ABMORI — FOREST & ART

進行中

ABMORI

森も芸も、未来へ渡す。

11GLOBAL

言葉を越えて、歌舞伎の心へ。

記事と映像を、世界のための言葉に翻訳して届けます。

Kabuki has
no border.

窓の向こうの海を見るシルエット
海の向こうへ——旅先にて
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本人の発信

本人の言葉は、本人から。

KABUKI Universe編集部は團十郎さんの発言を代弁しません。日々の様子と本人の言葉は、それぞれのアカウントでご覧ください。

12To the Theatre

知ると、観たくなる。観ると、語りたくなる。